予防歯科
”生きるとは食べること”
"You are what you eat." 英国の古い諺
失った時にその大切さがわかるものの代表に健康があります。
失ってから取り戻すのは大変で、であれば健康なうちから予防をするという積極的な行動が必要になります。
そして人の寿命がこのように長くなったとき、人生の最後まで残る楽しみに”食”があります。
"You are what you eat.(あなたは、あなたの食べたものでできている)"というように、
楽しく生きるためにお口の環境や機能を整えておくことが、予防の第一歩でしょう。
「自分の歯を失いたくない」「大切な人の歯を失わせたくない」
虫歯になり治療すれば、どうしても再発のリスクが伴います。
歯周病は歯がある限り、発症したら進行を完全に止めるのは困難です。
また現代はストレス社会。大人だけでなく、子供でも夜間の歯ぎしりが言われるようになりました。
ですから、虫歯による、歯周病による、力による歯や顎の破壊が進まないよう、
続く体の破壊が進まないよう予防をすることは生きる上で大切なことです。
必要な検査をしっかり行い、数値化することで治療前にご自身の状況を理解していただき、
適切な処置を行い、医院で責任をもって管理していきます。
ベビーとこどもの予防
歯医者さんを通いたくなる場所に!
成長期を逃さず、発音、姿勢、食事、歯磨きを整えよう。
楽しい雰囲気の中、こどもが歯医者さんに通う、自分の体を大切にする習慣作りをお手伝いします。またママパパによる仕上げ磨き、子供の”食べる”を一緒に考えます。
そして虫歯の予防だけでなく、近年の子供たちを取り巻く環境によって増加しているアレルギーや姿勢、歯並びの問題を
一緒に防ぎたいと思います。図にあるスキャモンの発育曲線を見てもわかるように、神経系つまり脳、脳頭蓋骨、脊髄、視覚器(眼)は8歳までは急激な発育を示し、成人の約8割が完成します。
脳の入れ物である上顎骨(上顎の骨)も同じような発達を辿るため、0歳から10歳までに呼吸、歯並びの土台が出来上がります。幼い頃に獲得した習慣は、その後に変化させることはなかなか難しいため、幼い頃からの習慣作りを大切にしています。私たちはこの大切な習慣の獲得時期に適切に介入できるよう、お子様の成長を支援します。
ママとパパの予防
クリーニングだけではなく、自分でケアできる習慣を身につける自立支援。治療から予防へ向かう、リスクにあった予防プログラムを行います。
仕事や、子育てなど忙しい毎日を乗り切るためには、栄養のあるものをしっかりと摂るためのお口と知識、しっかりと休息するための質の高い睡眠が欠かせません。治療になると、通院する時間を確保しなくてはなりませんので、そうならないように自宅でのケアの方法もお伝えします。
また、虫歯や歯周病、全身の病気の原因となるお口の中の細菌は子供に受け継がれていくため、大切な家族のためにも生まれる前から、お口の中を整えていくことは大切です。近年増加してきている睡眠時無呼吸症候群、鼻詰まりなどもしっかりケアして健やかな毎日を過ごしていただけるようにいたします。
シニアの予防歯科
ケアの見直し、機能低下の予防、食事相談、プロフェッショナルクリーニングによる健康の維持増進を目指して!
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義される健康寿命。毎日を元気に笑って過ごせるように、ただ長生きするのではなく、健康寿命を延ばすお手伝いをしたいと考えます。
最近むせたりしませんか?
風邪をひきやすくなったと感じることはありませんか?
食べたり、飲み込んだり、お話しするのに必要な筋肉も、何もしなければ衰えてきます。
機能測定装置で定期的に現状を把握し、必要なトレーニングの提案をいたします。
若い頃に比べ食事の量が減ってきたという方も、どのようなものを食べたら健康を維持できるのか一緒に考えましょう。
今までのケアが難しくなってきた方もご相談ください。
プロによるクリーニングでしっかりフォローします。
また加齢と共にくすんできた歯の色もケアできます。
定期的な観察による、あなただけの予防プログラムで毎日を晴れやかに楽しく!